Mar 23, 2024

Book













The Works of Kento Morikawa -San Francisco

2024年制作/SanSanStudio/W170×H290mm/上製本/86ページ/限定1冊 "CISCO" 2024 SanSanStudio / W170×H290mm/Hard Cover/ 86pages/ISBN978-4-908725-04-3/ Edition of 1

※サンフランシスコの路上で撮影。SanSanStudioPublications 「全く進歩がないと云うか、結局同じようないろいろな出来事を繰り返しているようにも感じました。 その進歩のなさを忘れていた21年前のサンフランシスコの一人旅で書いた3ヶ月日記によって思い知ることができ、読み終わった時、 なぜかホッとしました。と同時に保留にしたままの案件を抱えているような気になりました。 2017年の冬、このサンフランシスコ一人旅をまた思いつきました。気分はおじさんの修学旅行。当日は西成からバスで伊丹空港まで向かいました。 乗り継ぎ乗り継ぎして、やっとチャイナタウン近くのノースビーチと云うイタリア人街の宿に到着。早速、はぐれた記憶をたぐり寄せ、自分の目と足で 確かめるように街中をぐるぐるまわり、坂を登りきると海が見え、下っていくと海に近づきました。頭で考えているうちはおもしろくありません。 ふと、どこを歩いているのか分らなくなった時、謎の方向音痴感覚とともに、思いもよらなかった方向へのびていく…衝動的に動いている時は調子が良く、 この撮影中、僕はとにかくシスコの路上にいるだけで、やっぱりワクワクしてあの時のようにドキドキしていました。 西成に戻ってきて暗室中にフィルムやプリントを何度も眺めたり、生活をしていく毎日で、後まわしにした「あれやこれ」について思いを巡らせます。 これまで自分なりにもがいたり、転んだりしたつもりの20年間が行き着いたところはスタート地点みたいで、笑いが込み上げてきたように感じました。 そう思えるまでには、ずいぶんと時間がかかったなあ。」(「あとがき」より)



Book

 











The Works of Kento Morikawa - Japan

132頁/27×22.8cm/上製本/SanSanStudio

2024年制作/Edition of 1(Cover Collage)

※本書収録の写真は2001年から2011年に日本の路上で撮影した作品集。



「嗅覚を頼りに歩いて撮る。見慣れた路上でも初めて歩く都市でも言葉では説明し難いズレやサマに出くわすと写真衝動に駆られる。

街の匂いが染み込んで視える現場に遭遇すると足が止まる。お構いなしのカタチ、アイダがフレームの中に配置されればOK。

それが何なのか?それで何かがみえてくるのか?発見でも、考えでもない。しかし確実に変化してゆく……」(「あとがき」より)

Mar 21, 2024

Record Cover

 



RECORD COVER #25       2024, EP(7inch)

Recod Cover

 



RECORD COVER #24      2024, EP(7inch)

Record Cover

 



 RECORD COVER #23     2024, EP(7inch)

Record Cover




 RECORD COVER #22     2024, EP(7inch)


Record Cover




RECORD COVER #21    2024, EP(7inch)

Record Cover



 RECORD COVER #20    2024, EP(7inch)


Record Cover





 RECORD COVER #19    2024, EP(7inch)

Mar 2, 2024

Record Cover




RECORD COVER #18   2024, EP(7inch)

Dec 31, 2023

2023

  


気づけば大晦日、午後2時過ぎから西成三角公園の越冬闘争へ。推しのラッパーのライブはもう何年か中止になっていますが、撮影はします。帰りしなスーパーで、春菊、豆腐、キャベツ、豚肉、蒸しそば、もやし、ねぎ、チーズ、オタフクソース、鰤の刺身、サラダ巻きとビールを買って、12月になると毎年のように時間が経つのは早いなあと思います。

この一年を振り返りながら…「今年はあの国旅したい」「こんな写真撮りたい」「あんなものつくりたい」と思いながら、一年で自分ができることはほんの一寸(ちょっと)しかないと、まあそう云うものだと、あきらめます。やる気がなくても、仕事をしたり、家事をしたり、散歩をしたり、習性によって頭と体を動かしているようなところがありました。

来年もこれまでの続きをひとつひとつやっていくことから。そして目の前にちらつく手の届きそうにない欲求、それを自分や他人を傷つけることなくあきらめたいです。あと息苦しい原因をひとつひとつあきらめて、自由を獲得したいです。不必要な我慢をせずに、持てあます情報を見極めて、変化したいです。そうしてあきらめても、あきらめても、あきらめきれない、変わらない(変われない)、何かが見えてくるはず。

2023年ありがとうございました。よいお年を。

Dec 2, 2023

Group show


 
1年ぶりにグループ展のため東京に行ってきました。

これまでの展示では個展・グループ展の差はあったにせよ、写真を「切る」「貼る」しての展示は「はじめて」の経験でした。便宣的に「コラージュ」という言葉を使うことはあれど、自分の作品に関して「コラージュ」と言い切った途端にこぼれ落ちるもの、割り切れないものをまだ感じます。

そんな経緯から、今回の出品タイトル『Untitled』をより、納得のいくタイトルに置き換え、写真の「裏側」部分と「端」の余白という意味で、構成した二要素の「Back」と「Edge」に英語表記して「バック」&「エッヂ」とも考えましたが、よく見ればそのそれぞれが紙片(パーツ)を貼り合わせて構成した、飽くまでも「写真」に過ぎないのです。中心と背景といった関係も見当たらなく、全てが中心であると同時に背景なのです。制作において、自分の中で「表/裏」と「中心/端」が等価になるのは、手を加えることで見ることができる「表面」に隠された「裏面」にはまだ何かが潜んでいる気がします。そんな穴の開いた頁を眺めながら『Untitled』の中に考える何かがあるのかと、そんな感じに落ち着きました。

自分自身の想像力はちっぽけで限られているから、今回もレクトヴァーソギャラリーの方には自分の想像のはるか上の展示アイデア、インスタレーション的要素、何か思いもよらないヒントや手がかりをプレゼントされた気になりました。毎回感謝です。これからも拙さや欠点をできるだけ活かせるように取り組んで行きたいです。

また今日も作業机には、いつ取りかかるでもなく取りあえず私家版写真集から選んで破り、浸けて、干したパリパリ(頁)が積み重なっています。これが積み重なった意識や無意識の束にも思えてきます。まだ切り取っていない、それらは何らかのタイミングを切っ掛けにスタートして、「今」のありのままの「写真」へ繋がっていくように……

Nov 20, 2023

Group show

 ◾️展示のお知らせ



東京・日本橋 茅場町のRECTO VERSO GALLERYで開催されるグループ展に参加します。

今回の作品サイズも大まかに決められていますが、テーマに関しては特別な制約はありません。考える前に写真の上に切り抜いた写真を配置するアナログな自主練をしているうちに、だんだんと写真の居場所が変わって来ました。

撮影した写真のプリントと制作した写真集の頁を素材として、コラージュした5点を出品します。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

Aug 1, 2023

Record Cover





RECORD COVER #17   2023, EP(7inch)

Jul 12, 2023

Record Cover





 RECORD COVER #16   2023, EP(7inch)

Record Cover









RECORD COVER #15   2023, EP(7inch)
 

May 14, 2023

Record Cover








 RECORD COVER #14 2023, EP(7inch) 

Record Cover






RECORD COVER #13 2023, EP(7inch)