May 3, 2023

RECORD COVER

 「レコードカバーのようなもの」

私はどっちでもない割と具体的っぽく見えるけど、抽象的な要素のある不思議なバランスが好きです。

写真を続けていこうとする手がかりや突破口がなかなか見つけられず、そんな日常の中の感覚的な糸口を本や音楽に求めるような時間がしょっ中あります。

なにか表現したい形が定まらない時、作業部屋に在る古今東西誰かの写真集と同じく、ずっと好きで聴き続けるレコードの音が自分の中のなにかと一瞬でも交差したら、意味もなく希望を感じ、又ひたすら反復していく作業に突入していけます。

なので、単純に写真を撮りたい、写真を貼りたい、なにかつくりたいと云う気持ちは、結局イメージと行為のことなんだと、あらためて実感します。ほんとその場その場のインプロビゼーションと云う感じで、もっともっとなにかをつくりたいと思っているだけです。