Nov 29, 2015

In a darkroom


 

 
ベルリンから帰国し、二週間が過ぎました。余韻が抜けないままベルリンでの撮影分100本のフィルム現像を昨晩終えました。 

Green Galleryよりアーティスト・ブック制作の依頼で二週間あまりドイツに滞在し、フィルムが尽きていない事を口実に、その後パリにも五年ぶりに行ってみました。

帰国当日の11月13日(金)14時の便にてパリのシャルル・ド・ゴール空港を発ち、その約8時間後に同時多発テロが起こったことは、大阪に着き乗継いだ電車内の電光掲示板で知りました。

その瞬間、身の毛がよだったと同時に真っ先に頭に浮かんだのは、サン・ドニはサン・ドニでも市内10区の「ストラスブール・サン・ドニ」駅界隈で昼間っからズーと暇そうにたむろしてた大勢のアフリカ系の人たちのシルエットや、移民街「シャトー・ドー」駅前のお世話になったアラブ人宿の無愛想な主人と小さな声の掃除のオバさんの顔……彼等の現在の表情を想像しました。

自分自身が無知で考えがあまいのは分かってるけど、写真が好きで好きな場所をこうして歩けることに感謝しています。今からパリで写したフィルムの現像にやっと取り掛かります。